今泉ってる。これ今泉ってる
だいぶキモい話なので、せっかくだから書いて残しておく。
この前大学の同窓会があった。きっかけから話すと、卒業して5年ほど経つので、全くグループLINEは動いてなかったんだけど、1人のクラスメイトが少し苦しい中にあったようで、「みんなに会いたい」というようなニュアンスでポツンとメッセージを残した。そうするとみんながみんな「大丈夫だよ。」「1人じゃないよ。」「いつでも誘って」「頑張らなくていいよ。」的な返信。なんていい仲間達でしょう。
続くように僕もみんなに会いたくなったので、柄にもなく幹事を受け持った。クラスメイトの両親が焼肉屋をやっていたので、会場はそこにした。我ながら良いプランである。
いろんな協力あって沢山の友達が集まってくれた。卒業ぶりの人ももちろん居たけど、昨日のことのように思い出を語り合い、近況を語り合った。とっても楽しかった。
そしてキモい話はここから。つくづく恋愛運がない僕なんだけど、大学時代ある1人の女性と付き合ったことがある。容姿端麗成績優秀、みんなのアイドルでありながら、どこか薄い壁がある、それはそれは奇跡のような女性である。もちろん今回その子も来ていた。改めて面と向かって彼女を見ると、こんな美人と恋人同士だった事実が全く信じられなかった。この時点でだいぶキモい。
不思議と気まずさはなく、とっても楽しくいろんな話ができた。これはとてもありがたかった。
なぜ彼女と別れてしまったかというと、僕のタバコが原因である。何度も何度もタバコやめてほしいと言われながら、結局やめられなかったので、彼女はそれに耐えかねて僕に別れを告げた。ほんと情け無さ過ぎて泣けてくる。
そして久しぶりに会った同窓会。ちらっと隙を見て外に出てタバコを吸っていたら、その子がこそっとやって来て隣に来た。距離は人2たり分くらい。「久しぶりだねー」的な会話の後、少し沈黙があって彼女から一言
「タバコ結局やめられなかったんだね。」
「うーん、そう。なんかごめん」
「なんで?」
「…いや、なんでもない」
この会話、、、、めちゃくちゃ今泉力哉っぽくないですか。。。キモいです。だいぶキモい
でもお互い大人になって、互いの人間的距離を分かった上で、こんな会話ができるようになったことに、寂しさと高揚を覚えてしまった。大人になったんだなあと思えるこの会話が、今回の同窓会の一番のハイライトである。
タバコを吸い終えた僕はその子「日本ドイツに勝てるかなー」なんて言いながら先に戻った。
恋したいもんです。