トラボルタには一生会えない

駆け出し映画監督の日記です。せきららラララ

歯が痛い。

生まれてこの方虫歯ができたことがなかったのだが、約1年程前から、左奥歯に違和感が走った。

 

歯が若干陥没している。

 

むむ。と思い鏡で歯を見てみると、陥没部分がちょっっっとだけ黒い。ほんとにちょっとだけ。「もしや、、むむむ虫歯!?」と驚きながらも、全然痛みも無く、飲食に不自由もなかったので、虫歯の恐ろしさを知らなかった私は、それからつい2日前までほったらかしにしといた。

 

そして2日前、これまで感じたことのない痛みが左奥歯に走る。ありえない。痛すぎる。人生で感じた1番の痛みは小4の頃エアガンが目に当たった時以来更新してなかったのだが、それを優に超える痛みである。それが一日中続くのだから、左奥歯に連射機能付きのエアガンを一日中当てられているのと同意である。

 

1日目は我慢しながらなんとか仕事を乗り切ったのだが、2日目、あまりにも痛い。前頭葉の全てが「痛い」に満たされる。脳内メーカー(死語)全部痛いである。こんなんでは仕事ができない。

 

しかし問題は、歯が痛いを理由に仕事が休めるのかどうかである。

しかも「歯が痛いのでお休み頂きたいです。」なんて恥ずかしくて言えたもんではない。

映画館バイトを始めて早7ヶ月、無遅刻無欠席の記録保持者(大したことではない)が、実は歯が痛くて休むやつと思われたらたまったもんではない。脳内メーカー痛み7:3キャラ崩壊不安に割り振られる。

 

そんなのも束の間、痛みの割合が8,9,10とすぐに更新してくる。もう無理。

 

意を決して職場に電話

「すみません。。歯がほんほうにいたふて、おやふみいははけないでひょうか(歯が本当に痛くて、お休み頂けないでしょうか。)」

(ひええええーーー恥ずかしすぎる。。。よし、死のう。生き抜いたら死のう。)

 

社員さん「もーしっかりしてよ。しっかり治療して、病院の予約もあるから、明日まで休んでいいよ。」

か、神いいぃぃぃぃいい

 

なんと神すぎる職場なのだろうか。2つ返事でしかも次の日までお休み頂けるなんて。よし、生きよう。この職場のために生きよう。歯を治して、精一杯の「いらっしゃいませ」を言おう。心からそう思えたものである。

 

職場から許しをもらった途端、不思議と痛みが約7割減に抑えられたように感じた。

余裕でまどマギを全話観れたし、映画も何本か観て、休みを謳歌した。なんかごめん。

 

そして今日、私は何年振りかの歯医者に行ってくる。虫歯治療は激痛と聞くので、本当にビビり散らかしているが、私には「いらっしゃいませ」を言う使命があるのだ、臆せずにはいられない。

 

これを機に、歯の定期検診を心に決めるのであった。

歯医者行った報告と感想も書く。やっぱり怖い

 

ここまで読んでくれてありがとう。おれ、行ってくるよ。